東方紺珠伝 〜 Legacy of Lunatic Kingdom.

紹介

東方Project第15弾に当たる弾幕シューティングゲームです。プレーヤーは霊夢、魔理沙、早苗、鈴仙の4人から選択します。

今回の特徴は何といくら死んでもミスにならない完全無欠モードと、残機とボムがあるいつものレガシーモードの2種類あることです。ただし、そのために難易度は過去最高と言われるほど難しくなっています。

特徴

その1 完全無欠モードとレガシーモード

完全無欠モードを詳しく説明すると、今回のステージは細かくチャプター分けされていて、チャプターの途中でミスをしたらそのチャプターの最初から再びやり直すというものです。むろんボス戦にもあって、スペルカードや通常攻撃の途中でミスした場合はその攻撃の最初からやり直しになります。レガシーモードは今までと同じ方式ですが、前述のモードの影響かこのゲーム自体の難易度が過去作品の比べて一段上になっています。

その2 鈴仙の自機抜擢

妖怪が起こした異変を解決するという根幹がこの東方Projectにあるためか、自機キャラクターになるのはほとんどが人間かそれに近い存在(妖夢など)に限られていましたが、今回の舞台が月ということでめでたく鈴仙が自機に選ばれました。
元々途中参加の自機組は5ボス出身者で占められていたので、5ボスを務めたキャラクターにも可能性はありましたけど、冒頭で述べた不文律のような決め事があったので、妖怪が自機になるのは番外編に限られていたと思ったのですが、そうではなかったようです。

その3 グレイズ

残機とボムの取得方法は過去にもいろいろありましたが、今回はグレイズすること(&敵を倒す)でしか増やすことができません。地霊殿の時のようにアイテム回収用にグレイズすることを除けば、グレイズはスコア稼ぎのための一動作にすぎませんでしたが、今回は意図的にグレイズしに行かなくてはなりません。

その4 次元の違う存在

今までにも歴史上の人物やそれに関係する存在、神様などが登場してきましたが、今回のEXボスはそれらすべてを超越する存在です。3つの世界の地獄の神様ということで、単純な力関係だけで考えれば誰も敵わないのではないでしょうか。
元ネタがギリシャ神話の女神なので、それに近い存在が今後登場するのならば、彼女だけが特別な存在にはならないでしょうね。

その5 宇宙へ

魔界へ行ったり異次元へ迷い込んだり地獄へ行ったりと、過去にも様々なところが舞台となっていましたが、今度は地球を超えて月まで到達しました。もっとも舞台となった月の都は儚月抄というゲームではなく書籍の方で登場しているので、今回が初めての登場というわけではありません。キャラクター同士の会話にもそのことに触れている場面があるので、一応話は?がっているようです。

まとめ

単純にゲーム難易度で考えると今作は過去最高難易度を誇るといっても過言ではありません。(さすがに妖精大戦争ルナのノーアイスには劣りますが)ただし、手っ取り早くエンディングが見たいのなら、レガシーモードのEASYでコンティニュー使った方が楽なんですよね。そのことについては制作者本人がおまけテキストでも言及していますし。
今回もExtraステージが本編の続きのような話になっていますが、地霊殿や星蓮船と違って首謀者を援助していた存在があらわになるだけです。強いて言うなら、妖々夢の紫のような感じでしょうか。
神霊廟の時に新たな三部作が始まると書きましたが、神霊廟、輝針城、紺珠伝、それぞれ全く関連性のない話になりました。よくよく考えたら話が繋がっていたのは風神録から神霊廟まででしたね。
舞台を宇宙まで伸ばしたからには、今度行くのは天国ですかね。それとも外の世界? (それは深秘録で出たようです)

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