東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.

紹介

東方Project第6弾に当たる弾幕シューティングゲームです。前作まではPC98シリーズのパソコンで動作するゲームでしたが、今作からプラットホームをWindowsに移して製作されました。

最大の特徴は、ボスがスペルカードと言われるカードアタックで多彩な攻撃を仕掛けてくることです。同様に主人公たちにも同じものが備わっています。

プレーヤーは2キャラ2タイプの4種類から選択します。

弾速が速く気合避け要素が多いですが、ボスの耐久力が他の作品と比べるとやや低いです。

特徴

その1 エクステンド数が少ない

通しプレイの場合は全部で6つ、Exはわずか2つという少なさ。これが紅魔郷の難易度を押し上げている要因のひとつになっていると思います。

その2 エネミーマーカーがない

妖々夢以降は当然のようにあるこのシステムですが、今作ではまだありませんでした。
エネミーマーカーがあればボス戦で避ける時の目安に使えたりと、何かと便利なんですけどね。

その3 スペカのボーナス点表示がない

紅魔郷ではボスのスペカ時には、「スペカ名」「ボスの体力」「残りスペカ数」しか表示されません。
他作品では、「ボス名」や「ボーナス点」「スペカの取得回数/遭遇回数」があるのですけどね。

その4 5ボスのスペカが3枚

これはパチュリーの持っているスペカの多さを強調するため、あえて減らしているのではないかと思うのですが。
もしこれで他と同じ5枚だったら、紅魔郷のクリア人数は間違いなく今より少ないでしょう。

その5 プレイランク

妖々夢以降はそれほど目立ったものではありませんが、紅魔郷ではノーミスとミスありでは顕著に差が出ます。
大体4面以降でその差がよくわかると思います。なぜなら、弾速の速さが全然違うので、もはや別の難易度と化していますから。

その6 スペルカードが難易度で重複

妖々夢以降は難易度ごとにスペルカードがそれぞれ用意されていますが、紅魔郷は違う難易度でも重複して使われています。もちろん弾幕の表現は違いますが。
しかもスペカ取得履歴は難易度ごとに機体ごと表示されないので、どれで取得したなどがわからないのが難点です。

まとめ

紅魔郷はWindowsで最初に作った作品だったせいか、暗中模索のような感じだったんでしょう。やや旧作の雰囲気やシステムを残しつつ、新たなものを試みようとした印象があります。

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